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これまでの企画展

終了

2006.07.15 - 09.24

クリエイターズ
長大作/細谷巖/矢吹申彦

開催概要

まだ見ぬ日常への案内者たち

 1960年代以降、高度経済成長下で消費社会が促進されると、いわゆる絵画・彫刻といった美術と併走するかのように、デザイン、イラストレーションが新しく時代を表現するジャンルとして台頭してきました。デザイナー、イラストレーターはそれぞれ個人の表現としても作品を制作し、時代を導くリーダーとして扱われるようになっていきます。また、アーティストとも呼ばれ、近代以降につくられた美術との境界も、再び消えてしまったかのようにも見えます。また、近年では、デザインは物のフォルムの問題ではなく、ライフスタイルを提案するものとして、改めて考え直されているようです。
 この展覧会ではデザインの領域で活躍している、長大作、細谷巖、矢吹申彦の制作活動の軌跡を辿ります。この3人は、世代も活動の分野も別々です。しかし、個人の意識とデザインという行為を照らし合わせそれぞれ独自のスタイルを築くなかで、新しいモードを創り出すことのみを目的とはせず、創造の基準となるものを探求、確立してきたようにみえます。この3人の活動を連続的に展覧することによって、それぞれの制作活動を見つめ直すとともに、様々なデザインに囲まれている私たちの生活の様相を、再確認することができないかと考えています。

基本情報

会期:
2006年7月15日(土)〜9月24日(日)
休館日:
毎週月曜日[ただし7月17日(月・祝)、9月18日(月・祝)は開館、7月18日(火)、9月19日(火)は休館]
開館時間:
午前10時〜午後6時(入館は閉館の30分前まで)
会場:
世田谷美術館1階企画展示室
主催:
世田谷美術館
協力:
株式会社浅野商店、株式会社イデー、株式会社イトーキ、株式会社天童木工、天童木工プライ、武蔵野美術大学美術資料図書館、株式会社メトロポリタンギャラリー、株式会社ライトパブリシティ

観覧料

一般800(640)円、大高生600(480)円、
中小生/65歳以上400(320)円 
( )内は20名以上の団体料金、障害者割引あり

開催概要

まだ見ぬ日常への案内者たち

 1960年代以降、高度経済成長下で消費社会が促進されると、いわゆる絵画・彫刻といった美術と併走するかのように、デザイン、イラストレーションが新しく時代を表現するジャンルとして台頭してきました。デザイナー、イラストレーターはそれぞれ個人の表現としても作品を制作し、時代を導くリーダーとして扱われるようになっていきます。また、アーティストとも呼ばれ、近代以降につくられた美術との境界も、再び消えてしまったかのようにも見えます。また、近年では、デザインは物のフォルムの問題ではなく、ライフスタイルを提案するものとして、改めて考え直されているようです。
 この展覧会ではデザインの領域で活躍している、長大作、細谷巖、矢吹申彦の制作活動の軌跡を辿ります。この3人は、世代も活動の分野も別々です。しかし、個人の意識とデザインという行為を照らし合わせそれぞれ独自のスタイルを築くなかで、新しいモードを創り出すことのみを目的とはせず、創造の基準となるものを探求、確立してきたようにみえます。この3人の活動を連続的に展覧することによって、それぞれの制作活動を見つめ直すとともに、様々なデザインに囲まれている私たちの生活の様相を、再確認することができないかと考えています。

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