企画展


タイトル

サム・フランシス展

1989年2月15日~3月21日


 

 サム・フランシスは、1923年カリフォルニアに生まれました。戦後の美術の動向は、アメリカで生まれた抽象表現主義、そしてフランスに発したアンフォルメル(非定形)運動という、ともに新しい抽象絵画から出発していますが、サム・フランシスは、このふたつの大きな流れに身を置きながら、そのどちらとも異なる独特の抽象絵画を展開してきた作家です。それは、1957年に初めて日本を訪れて以来、彼を魅了してやまなかったこの国の自然・文化・美術と深い関わりがあるといえるのではないでしょうか。
この展覧会は、サム・フランシスの1980年以後の作品を集め、屏風形式をとるもの等を含めた23点の大作、および水彩、版画等約30点により、この作家の華麗な色彩とダイナミズムに満ちた世界を楽しんでいただこうとするものです。