企画展


タイトル

素朴派の画家

1986年9月6日~9月28日


 

世田谷美術館の収集作品は、現在2,000点を越しています。これら収蔵品は、常設展示場に常時展示しておりますが、比較的広いスペースをもってしても、とうてい全部を一時期に並べるわけにはいきません。また、これだけの数の美術品を収蔵しておりますと、当館の収蔵品だけによる企画展を計画することもできます。
そうした収蔵品による企画展は、大規模展・小規模展ふくめて、おりにふれ今後たびたび開いてゆきますが、今回はその最初の大規模展として、素朴派の画家の作品を中心にした、展覧会を開きます。アンドレ・ボーシャン、カミーユ・ボンボワ、オルネオーレ・メテルリなどの作品のなかから、開館記念展に出品できなかったものを展示いたします。
あわせて、ジョルジュ・ルオーの版画集「サーカス」を展示します。これらは、ルオー自身がパステルや墨で加筆し、校正し、さらに刷り師への指示を書き加えている、貴重な作品です。しかも、公刊された作品のほかに、未発表の2点も含まれています。世界中に唯一つ残された、幻の「サーカス」であるといえましょう。