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カテゴリー:宮本三郎記念美術館
早いもので3月も半ばを過ぎ・・・春ですね!社会人になってウン十年経っても、やはり新年度を迎える直前はちょっとわくわくいたします。
さて26年度、宮本三郎記念美術館は10周年を迎え原点回帰、クロノロジカリーに初期から晩年へと年間3回の展示を通じて画家・宮本三郎の生涯を追うかたちで作品をご紹介してきましたが、今年度最後の展覧会「宮本三郎の仕事 1960’s-1970’s 絢爛な色彩の神話世界へ」の会期も残すところあとわずかとなりました。3月22日(日)までですので、この機会にぜひご覧ください。
これまでに、たくさんの方にご来館いただきましたこと、本当に感謝申し上げます。
みなさまこんにちは、世田谷美術館分館の宮本三郎記念美術館です!
世田谷の南端、自由が丘の宮本三郎自宅兼アトリエ跡地に開館した当館は、今年で開館10周年を迎えました。
日ごろのご愛顧に感謝いたしまして、10月11日(土)~10月13日(月・祝)を、無料開館日とさせていただきます。
この3連休は、どなたさまでも無料で展覧会をご覧いただけます。
当館をご存知なかった方も、一度行ってみたいと気になっていた方も、足しげく通ってくださっている方も、この機会にぜひぜひご来館ください。
また、期間中は毎日、記念のイベントをおこないます。
11日(土)
クレヨン1人1箱を使いおもいきり絵を描く、
ワークショップ「Play Paint」
(写真は2013年3月に宮本三郎記念美術館で行われたワークショップの様子)
12日(日)
宮本三郎作品を、西洋美術の視点から読み解く、
講演会「西洋美術と宮本三郎」
13日(月・祝)
宮本三郎の孫である宮本陽一郎氏による、宮本の戦争記録画についての講演会「戦争記録画の失われた歴史を求めて」、
夜は、閉館後の展示室にて、絵に囲まれながらシャンソンをお楽しみいただけるコンサート、
「シャンソンの夕べ~宮本三郎のレコードジャケットをめぐって~」
の二本立てでお届けします。
少しでもご関心・ご興味をお持ちになられましたら、どうぞお気軽にご参加ください。
各イベントのお申し込み方法など、詳細はこちらから
12日(日)、13(月・祝)は
自由が丘で「自由が丘女神まつり」が開催されます。
あわせてぜひぜひお出かけください。
ご来館を心よりお待ちしております。
開催中の展覧会
「開館10周年 宮本三郎の仕事 1940’s-1950’s
従軍体験と戦後の再出発」
■会期 2014年8月9日(土) ~ 12月7日(日)
■開館時間 10時~18時(入館は17時30分まで)
■アクセス 東急大井町線・東横線「自由が丘」駅 下車、徒歩7分
宮本三郎記念美術館の、ホームページはこちらから
サッカーワールドカップが開幕しましたね!
オリンピックやワールドカップなどのニュースを聞くたびに、4年前はどうしていたかしら…と振り返って、決まってさいごには4年はあっという間だなぁとじみじみしてしまいます。
みなさんがふと立ち止まって振り返りたくなるときはいつですか?
宮本三郎記念美術館はまさに今年が、振り返るにふさわしい年となりました。
2004年の開館以来、おかげさまで10年目を迎えます!
これまでに開催した展覧会は29回、4000点近くの豊富な収蔵作品の調査・研究に基づき、多岐にわたるテーマに沿って展示を行ってきました。
今年はアニバーサリーイヤーにふさわしく、作家の約50年にわたる画業を初期から晩年まで3つの時期にわけて回顧する展覧会を開催しています。現在は第Ⅰ期展として1920年代から1930年代の作品と、宮本が携わった雑誌の表紙絵や挿絵の仕事をご紹介中です。年代によってガラリと作風が変わるのも宮本三郎作品の魅力のひとつです。どの会期もお見逃しなく!
さて、以前のブログでもご紹介しました宮本三郎の後頭部の自画像、この人もなんだかこちらを振り返りたそうです。
10周年ですから、気になることもいろいろとあるでしょう。その気持ち、よくわかります。しかしあまり振り返ってばかりいると、思わぬところでつまづいてしまうかもしれません。ふたたびこの時を振り返るその日まで、しっかりと前をみて歩むための再スタートの1年を、みなさんにご覧いただけたらと思っています。
宮本三郎記念美術館では、これまで展覧会のほか、ワークショップ、講演会、コンサートなど、さまざまな催しも行ってきました。
今年は10周年ならではのイベントも準備中です。
詳細は宮本三郎記念美術館のホームページ等で随時ご紹介する予定ですのでどうぞお楽しみに!
同じような恰好をした三人の女性が地に伏せたかと思えばぴょんぴょん跳ねたり、黒い(?)衣装をまとった男性が両腕をさまざまに動かしたり…。現在、3月21日(金)まで世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館で開催中の「宮本三郎と奥沢の芸術家たち」では、一風変わった映像を展示しています。現在であれば、それをパフォーマンスと呼ぶ人もいるかもしれません。しかし、それは今からおよそ90年も前の舞踊公演なのです! 男性は、世田谷区奥沢の隣町・目黒区自由が丘に住んだ舞踊家の石井漠(1886-1962)。三人組の女性は、その弟子であり戦前国内で活躍した舞踊家・崔承喜を含む、石井漠舞踊団です。
1928年に「自由が丘石井漠舞踊研究所」を開設した石井漠は、自由が丘が文化的発展を遂げる上での立役者という側面から本展でご紹介している人物であり、大野一雄や石井みどりらを弟子に持つ、日本における現代舞踊の先駆者として非常に重要な位置を占めている舞踊家です。今回、静岡県の島田市立島田図書館からお借りして展示しているのは、9.5mm幅のフィルムを用いる家庭用映写機「パテベビー」撮影会のために行われた舞踊公演の模様で、1926年10月3日、三越百貨店(東京)屋上に舞台を設け、石井漠舞踊団が「グロテスク」、石井漠がソロ「マスク」を踊っています。撮影者の清水真一(島田市名誉市民)は昭和初期の日本を映像で多く残した人物で、それらが現在「清水文庫」として同館に所蔵、本作はその中に収められていたものです。「グロテスク」と「マスク」における人物の動きは、日本舞踊とも西洋のバレエとも異なって、石井漠が大正時代も末の日本で、新しい舞踊を創造しようとしていたことを考えさせます。
世田谷区に隣接する目黒区は、石井漠と同世代の舞踊家・江口隆哉、宮操子夫妻が住み、暗黒舞踏家の元藤燁子が前衛舞踏の活動拠点となるアスベスト館を1952年に設立、のちにその夫となる暗黒舞踏家の土方巽も居住した街として、近代以降の日本舞踊史を考えるにあたっても重要な土地です。本展から、画家、彫刻家、小説家に加え、舞踊家も世田谷区奥沢からほど近い場所に住み、精力的な活動をしていたことにも、ぜひ思いを馳せていただきたいと思います。
現在、宮本三郎記念美術館で開催中の「宮本三郎と奥沢の芸術家たち」(2014年3月21日まで)。「奥沢」と聞いても、お近くにお住まいでないとなんのことだかわからない方も多いことでしょう。「奥沢」とは、世田谷区の町名の一つである世田谷区奥沢のこと。目黒区自由が丘、大田区田園調布と隣接する地域であり、宮本三郎が1935年から亡くなる1974年までアトリエ兼住居を構えた土地です。本展は、この界隈に多くの芸術家が居住していたことに注目し、画家だけではなく、以下総勢16名の芸術家を、世田谷美術館収蔵の作品や資料によってご紹介する展覧会です。
舞踊家:石井漠
小説家:石川達三、石坂洋次郎
洋画家:猪熊弦一郎、岡本太郎、末松正樹、利根山光人、宮本三郎、村井正誠、吉仲太造
日本画家:上野泰郎
水彩画家:富田通雄
彫刻家:澤田政廣、建畠覚造
美術家:榎倉康二、河原温
先日、遅めの夏休みをいただき、長野の方へ行ってきました。
中山道の宿場町、昔の景観を今に残すその街はおどろくほど夜の訪れが早く、夕方5時をすぎると人の姿を見かけません。
山を越えなければ次の街には行けず、電車も2時間に1本。
6時に夕飯を済ませたら、あとはひたすら静けさに耳を傾けるのみです。
なんでしょう、
この、何度も口にしたくなるようなリズム感。
何かに変身してしまいそうな、
魔法の呪文のような言葉の羅列。
ただいま宮本三郎記念美術館で開催中の
展覧会のタイトルです。
開催中の展覧会「宮本三郎のデッサン教室」も、
残すところあと3週間となりました。
今日はこの展覧会を皆勤賞のペースでみにきてくれている、
ちいさなお客さんの話をしましょう。
始まったばかりの展覧会「宮本三郎のデッサン教室」。
なかでも、宮本三郎の後頭部の自画像が、
私のお気に入りの一枚です。
筆で描かれた後頭部は、
髪の毛がクルクルっとしていて、なんだかキュート。
この作品を見た途端、ときめき、大いに盛り上がりました。
油彩画の重厚なイメージとは違って
少ない線で描かれているデッサンは、とても軽やか。
漫画のようなフキダシを、頭のなかで勝手に付けて、
色々な言葉をあてはめては、
これまた勝手に宮本三郎との対話を楽しんでみる。
ついつい長居してしまう作品です。
ちなみに、腰に手をあてている自画像の前では、
スウェーデン式体操をしている宮本三郎の姿を想像しています。
宮本三郎は毎朝一時間、この体操をしていたらしいのです。
はつらつとした表情に、おもわず挨拶してしまいそうです。
豊麗な油彩画も素晴らしいのですが、
デッサン作品は、また違う面白さがあります。
まずはぜひ、ご覧になってください。
もちろん自画像だけではありませんので。
■「宮本三郎のデッサン教室」宮本三郎記念美術館
朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
暑くて暑くて…とブログにうらみごとを書いていたのが遠い昔のようです。
暑さも苦手ですが、寒さも苦手な私。
冷え対策、風邪対策、乾燥対策…。
寄る年波には勝てないミドルサーティーです。
みなさん、ユーゴスラビアってご存知ですか。
イタリアとギリシアの間にかつてあった国家、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国は、6つの共和国と2つの自治州からなる多民族による社会主義の国でした。1991年より共和国の相次ぐ独立のため、民族紛争が約10年間続き、消滅しました。
ユーゴスラビア文学を研究している、山崎佳代子さんは、その紛争の折も、首都ベオグラードに家族と留まり、ユーゴスラビアの人々と国を見守ってきました。紛争に巻き込まれた人々にインタビューし、それを一冊の本にまとめたり、紛争体験を「詩」という形で表現してきました。
暑かった夏も終わり、過ごしやすい季節となりました。
秋といえば、読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋…
人それぞれ様々な秋の楽しみ方があると思います。過ごしやすい気候ゆえ、活発にいろいろなことに挑戦してみたくなる季節です。
さて、このセタビブログでも過去に数回登場している、宮本三郎記念美術館の裏手にある庭に「実りの秋」が訪れました。
一体何が実ったかといいますと、ザクロの実なのです。
都会にいると、食べたことはあっても、どのようにその実が木になるのか知らないものが意外と多いものです。
先日、自分の書いたメモ書きが
まったく判別できないという事態に陥りました。
乱筆というべきか、悪筆というべきか。
挙句の果てには、周りの方に
自分で書いた字の判読をお願いする始末。
それでも思い出せませんでした。
自分が何を書いたのか…
少し前のブログを読み返していたら、
冬の終わりに「春は来るのか」というタイトルを見つけました。
そういえばそう。今年は春がくるのが遅かった。
しかし暖かくなったらなったでとにかく気温はあがる一方。
あつい…。
宮本三郎のお墓が、自家の墓と同じ鎌倉霊園にあることを知り
墓参りの際に、探してみることにしました。
大きなお墓が並ぶ区域に目星をつけて、ぶらぶら歩いてみますと
程なくして、見つかりました。
スマートな印象のデザインの墓石に
「宮本三郎此處に眠る」
との刻字。
宮本の潔い人生が想像されるお墓でした。
7月29日(日)まで宮本三郎記念美術館で開催中の、「同時代の二人―向井潤吉と宮本三郎」。この展覧会は、二人が1930年前後、近所に住み、親しい交流があったことが企画の発端となっています。ともに世田谷ゆかりの作家であり、作品を各分館でご覧いただくことができるのですが、今回は25点ずつ、全50点の作品をテーマや時代ごとに分類・展示し、二人の共通点と差異が浮かび上がるようにしています。
その調査の過程で見つかった、今回展示をしている初公開資料が1点あります。宮本三郎を偲ぶ、向井潤吉からの弔辞がそれです。
突然ですが、今回は銀行のおはなしから。
銀行は3時になるとシャッターがおりて窓口の業務が終わってしまいますよね。
小さい頃、銀行ではたらくひとは3時にお仕事がおわっていいなぁと思っていました。
ですがみなさんご存知のように、実際は窓口の業務が終わったあともお仕事をしていらっしゃいます。
わたしたちからはみえない部分にも大切なお仕事がたくさんあるわけです。
先日、宮本三郎記念美術館と取り引きのある書店さんが
話していました。
「いい図録本があっても、最近は昔のようには売れませんね。
パソコンなんかで、簡単に
綺麗な絵が見られるようになりましたからねえ。」
それでも、いつ実物の作品に会えるだろうか…などと考えながら
一枚ずつゆっくりと、本のページをめくる時の高揚感は
デジタル画像では、味わうことはできないものでしょう。
この冬は、なんと寒いのか。
あんまり毎日寒いので、
いろんなことを寒さのせいにして、
知らんぷり、後回し、
怠けておりましたら風邪を引き、
今度は風邪のせいにして、
さぼったりなんだりしようとしたのですが、
それは出来ませんでした。
しょうがないです。
東京にも初雪がふりましたね!
雪のふる日はとても静か。
日常にあふれるさまざまな音を空が全部吸収して、白く姿をかえて降りてくる、そんなふうに感じます。
その白い粒をアスファルトが溶かしきれなくなったころ、街はいよいよ観念したというように、徐々に、しかし確実に白く染まっていきます。
ここ、世田谷区奥沢の「宮本三郎記念美術館」は
宮本三郎が1935(昭和10)年から晩年までを過ごした
住居兼アトリエの地。
生誕の地は、石川県小松市松崎町です。
イタリアの画家、ジョルジョ・モランディ(1890-1964)をご存知でしょうか?
20世紀イタリア美術において最も重要な画家の一人とされ、壜や壺をモチーフにしながら、静寂を感じさせる独特の静物画によって広く知られる作家です。日本の美術館における大規模な展覧会は、1989年から90年にかけて神奈川県立近代美術館など全国の5館で初めて開催されたのち、1998年に東京都庭園美術館と光と緑の美術館の2館で開催されてからは行われておらず、今年度久しぶりの展覧会が全国的に開催される予定でしたが、東日本大震災の影響で海外から作品を借りることが困難となり、残念ながら中止となりました。
11月18日金曜日の夜、
宮本三郎記念美術館では、
とても素敵な催しがありました。
文筆歌手として近年目覚ましい活躍をされている、
川上未映子さんをお招きしての
小さな美術館コンサート。
「会期中、展示替えを行います」
展覧会のチラシや目録でこのような文章を読んだことのある方は多いのではないでしょうか。
保護や、かぎられた会期でより多くの作品をご覧いただくため、展覧会では会期中作品の展示替えを行うことが少なくありません。訪れた展覧会で、「見たかった作品の展示期間が終わっていた!」という苦い経験をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。場合によっては、作品が会期によって総入れ替えということも。
現在世田谷美術館分館の宮本三郎記念美術館で開催中の「荒木経惟―人・街―」展でも、展示替えを行っています。1月9日(月・祝)までがⅠ期、1月14日(土)から3月20日(火・祝)までがⅡ期で、作品が総入れ替えするパターンです。そしてこれに加え、各会期でページ替えを行っています。
気持ちのよい季節になりました。
木々が豊かに実り芳醇な香りを漂わせています。
ふとどこかへ出かけたくなる、そんな季節です。
ある良く晴れた休日、秋色の服を着てわたしも街にでました。
向かった先はもちろん美術館……ではなく映画館でした。
…すみません。
ですが今は芸術の秋。
さらには、スポーツの、食欲の秋。
秋という季節はさまざまな好奇心に寛大です。
映画館というところは不思議で、
行かなくなると足が遠のき、行きはじめると次また次と通うようになる。
みなさんそんなふうに感じたことはありませんか?
その理由は予告編にあると思うのです。
先日の大型台風により
被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
台風が東京を抜けた翌朝、宮本三郎記念美術館に出勤してみると
前日の出勤者からの引継ぎメモがありました。
桜の枝が折れてしまった…と。
-面白そうなテーマだから
-好きな作家の展覧会だから
-たまたま、前を通りがかったから
皆さまが美術館にいらっしゃる理由は、それぞれかと思います。
-失くしてしまったものがあるので
と話すお客さまに出会ったことも、ありました。
取り戻すべき「何か」を求めて、いらしたご様子でした。
宮本三郎記念美術館は、
住宅街にある小さな美術館ですが、
さまざまなイベントを開催しています。
先日終了したオープンワークショップ、
講師をつとめてくださったのは奥村雄樹さんでした。
奥村さんは、からだをテーマにした作品を
国内外の展覧会で多数発表し、
海外でも活躍されているアーティストです。
夏休みがやってきました。
小さい頃、
一ヶ月半のお休みはまるで永遠のように感じられました。
その高揚感と無限の想像力を小さな胸に秘めて、
7月の夜はいつもうまく眠れなかったように思います。
「宮本三郎といえば、裸婦の作品」
という声を、お客様からお聞きすることがあります。
現在、宮本三郎記念美術館で開催中の「アフリカの貌」展でも
展示室の一角に小さなコーナーを設けており
宮本三郎の晩年にあたる1970年前後の、
裸婦が題材になった作品を中心に
《ヴィーナスの粧い》(1971年)、《假眠》(1974年)
などをご覧いただけます。
展示点数は多くはありませんが、ご好評をいただいております。
宮本三郎記念美術館の展示室、
なにやらいつもと様子が違います。
陽気な音楽も流れています。
壁に並ぶのは、アフリカの理髪店の看板たち。
様々なヘアスタイルが描かれています。
どれもとても明るくて、はっきりとした色使い。
見ているだけで楽しい気持ちが湧き上がります。
日差しや南風のなかに甘い匂いを感じる季節になりました。
とくに今日はコートを脱いでも汗ばむほどの陽気です。
自由が丘の駅前も沢山の人でにぎわっていました。
木陰のベンチでランチを楽しむ方たちもちらほら。
ベビーカーの赤ちゃんも笑っています。
また春がやってくるのですね。
皆さまが人生で初めて訪れた美術館は、どこでしょうか?
私はと申しますと、奇しくも「世田谷美術館」でした。
当時は小学生でした。
雨の日、静けさ、高い天井、公園の緑…
二十数年も前のことですが、断片的に記憶に残っています。
新しい年の始まりは
何もかもが まっさらになるようで
一年という区切りがあってよかったな、と
私のような人間は思います。
積み重ねてしまったモヤモヤを
サササーッと洗い流して
新しい年を迎えることができるからです。
ひと雨ごとに冬の足音が近づく今日この頃です。
宮本三郎記念美術館でもいよいよ第Ⅱ期展のフィナーレをむかえているところです。
8月の暑い時期からはじまった今期の展示は、
戦争記録画を中心とした重厚なテーマだったこともあり、
いつにもまして多くのお客様に関心を持っていただき、
好評のうちに終了をむかえることができました。
御礼申し上げます。
世田谷美術館分館・宮本三郎記念美術館では、毎年、御屠蘇気分のぬけないうちに、コンサートをひらいています。題して、「ニューイヤーコンサート」。
そのものずばり、ひじょうにわかりやすいタイトルです。
今年も年明け1月15日(土曜日)に開催いたします。
出演はベテランぞろいの「アコルディ弦楽四重奏団」。
新春にふさわしい、ほのぼのとした名曲の数々をお届する予定です。
絵に囲まれた心落ち着く空間で、弦楽の響き、新春の音色をお楽しみください。
くわしくは、宮本三郎記念美術館ホームページ、「情報ガイド」(毎月25日発行)をご覧ください。
宮本三郎記念美術館:http://www.miyamotosaburo-annex.jp/
贈り物や送付書類などに
さりげなく、ひと言添えたい と思った時
素敵な一筆箋を常備していると、便利ですね。
ミュージアムショップの定番商品ともいえる一筆箋、
宮本三郎記念美術館でも、2種類をご用意しております。
ひとつは
宮本三郎作品《ヴィーナスの粧い》(1971年)をモチーフにしたもの。
文字の映える白色の用紙に、タテ書き仕様です。
もうひとつは
宮本三郎作品《かいう》(1967~71年頃)をモチーフにしたもの。
落ち着いたセピア系色の用紙に、ヨコ書き仕様です。
どちらも、片隅に図版をあしらったすっきりとしたデザインです。
罫線が入っていますので使い勝手がよく
私たちスタッフも愛用しております。
お客様からも、男女問わず
ご来館の記念やお土産に、とご好評をいただいております。
ご来館の際には
ミュージアムショップにて、どうぞ商品をお手にとってご覧くださいませ。
すっかり秋になりました。
季節の移り変わりを楽しめる、
これが日本のよいところです。
そういえば「秋らしさ」を味わえる催しがあるのです。
それは神社の境内でのコンサート。
演奏されるのは篠笛(しのぶえ)です。
毎日毎日、最高記録更新!
うだる暑さに辟易しながら秋の到来を待ちわびる今日この頃です。しかし、よくよく耳を澄ませば日暮らしの鳴き声、目を凝らせば夕焼けにトンボの飛ぶ姿、ふとした瞬間の夜風にかすかな秋の気配を感じたりもします。
この時期、宮本三郎記念美術館の周辺ではそんな秋を呼ぶお祭りが各所で開催されます。
世田谷美術館の分館、宮本三郎記念美術館では7月31日から「宮本三郎 1940-1945」と題した展覧会が始まりました。
このタイトルが示すように、この展覧会は宮本三郎の1940年から45年にかけての画家としての足跡を探るものです。この当時の社会状況は世界が戦火とともに歩んでいた時代でした。それは、日本人のみならず、世界の人々にとってもきわめて過酷な時代であったといえます。
モノをつくるという作業は、右脳を活性化して創造力、発想力を伸ばします。また、心に溜まっているものを吐き出す作用もあるそうです。普段、使わない部分(指先や脳)をモノづくりで刺激してみませんか?
宮本三郎記念美術館で
人気のミュージアムショップ商品のひとつが、宮本三郎絵葉書です。
宮本作品の中から50種類を絵葉書にして、販売しております。
さまざまな年代、さまざまなテーマの作品が絵葉書になっていますので
きっと、気持ちがぴったりとする一枚が見つかることと思います。
7月3日(土)、宮本三郎記念美術館で開催中の「ドキュメント 素描する宮本三郎 1950’s写真家・中村立行による」に関連して、40年以上にわたり第一線で活躍している写真家・齋藤康一さんをお迎えして講演会「つくり手を撮る」が行われました。齋藤さんは、今回展示している宮本の制作風景を撮影した中村立行ともお知り合いでいらっしゃいます。当日は、中村とのエピソードから、齋藤さんがこれまで撮影された三島由紀夫、棟方志功、東山魁夷、岡本太郎、平山郁夫、中川一政、佐藤忠良ら、つくり手の写真についてのお話が、スライドも交えて披露されました。
個性あふれる世田谷美術館の分館たち。
そのうちのひとつである宮本三郎記念美術館には
知る人ぞ知る、小さな庭があります。
この庭は宮本三郎が過ごした当時の面影を残したまま。
四季折々の植物が彩りを添えています。
春は宮本三郎記念美術館にとって節目の季節です。
2004年4月の開館より、庭にたたずむ桜の古木とともに6度目の春が穏やかにすぎようとしています。
6年間の歩みの中で、もっとも長寿のイベントといえば音広場シリーズです。
このブログの中でも何度かお話させていただいていますのでご存知の方も多いかと思います。もしかしたらいらしてくださったかたもいらっしゃるかもしれません。
音広場は年に4回、季節ごとに様々なジャンルの音楽をお楽しみいただく、コンサートイベントです。その内容はジャズ、クラシック、ポピュラーミュージック、昭和歌謡、ボサノヴァ、雅楽、民族音楽など様々で、毎回新しい音楽との出会いに、実は私たちスタッフも心躍るイベントです。
どこかにお出かけをされる時、
女性の方は、なにかと持ち物が多いことと思います。
モノの出し入れの回数も多いですから
ハンドバッグの中は、いつもすっきり整理されていたいものです。
そこで、お役に立つのが
宮本三郎記念美術館で販売している「オリジナル チケットファイル」です。
来たる3月12日 金曜日の夜、
宮本三郎記念美術館ではライブイベントが行われます。
その名も「音広場・冬 Choroな夜」。
「Choro 」は「チョロ」ではなくて「ショーロ」と読みます。
この音楽を、皆さんはご存知でしょうか?
頬を切るような冷たい北風の日が続いています。
休日ともなれば、布団から出難く、「あと5分…」などと思いつつ、つい朝寝坊…。
このような経験、皆さんにもありませんか?
寒さを吹き飛ばして、ぜひ美術館に足をお運びください!とおススメしたいところですが、
なかなかアクティブになれないときもありますよね。もちろん、私もそうです。
世田谷美術館の分館で、奥沢にある宮本三郎記念美術館では、「音広場」というコンサートを年に数回開催しています。1月11日の成人の日の夜、閉館後の展示室内で2010年の最初の「音広場」が開催されました。
宮本三郎記念美術館に何度もいらしていただいた方でも
庭をご覧になったという方は
あまりいらっしゃらないかもしれません。
正面から一見すると、無機的なコンクリート造の建物の当館ですが
建物の裏には、小さいながらも
四季折々の彩りを楽しませてくれる庭があります。
初冬の晴れた日、落ち葉がハッとするほどきれいに道を彩っています。銀杏やもみじがきれいに色づきました。
宮本三郎記念美術館で行っているワークショップ。今回は「葉っぱの絵をえがこう!」というテーマのもと、作家の群馬直美さんを講師に迎えて、秋のワークショップを行いました。
絵本作家の荒井良二さんが、
11月22日(日)、宮本三郎記念美術館に、またまた現れました。
イベントの名は「音広場・秋 荒井良二と連絡船」。
先月は講演会でしたが、今回はミュージシャンとして、
宮本三郎記念美術館のライブイベント「音広場」に出演されたのです。
「荒井良二と連絡船」が奏でる音楽は、
少しずつ吹き出した風が段々と強くなって、
いつの間にか強風吹きすさぶ草原にまっすぐと立っているような、
そんな気持ちにさせられる音楽でした。
けれどもトークは楽しくて、ほのぼのとした空間に。
お土産には、この日のライブをイメージして作られた「ブラックオリーブとオレンジピールとピスタチオのビスコッティ」。
荒井さんが試食して選び、荒井さんがかきおろした絵が添えられた特製の手作りお菓子でした。
素敵な時間が流れた宮本三郎記念美術館の展示室。
「荒井良二と連絡船」の魅力に大満足の夜でした。
ちなみに、荒井さん直筆のテストシートを見ることができるのは、あと数日(11月29日まで)。
詳しくは宮本三郎記念美術館のホームページでご確認ください。
この秋、宮本館の講座室はフル稼働です。
毎週のように、講演会やワークショップ、コンサートといったイベントが開催されています。イベントのお知らせはホームページや区報以外に、オリジナルのチラシでも行っています。どこかでご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
ちょっといびつなキャラクターや、素朴な文章はご愛嬌。
皆様により分かりやすくイベントのイメージをお伝えできるように、日々がんばって制作しています。
宮本三郎記念美術館では
音楽に関わるイベントを数々開催しています。
そのひとつに、「音広場」があります。
「音広場」については
このブログでも、以前ご紹介させていただきましたが
春・夏・秋・冬と年に4回、
毎回あらゆる分野の音楽を
夜の美術館でお楽しみいただける人気のイベントです。
宮本三郎記念美術館の新しい展覧会、
「絵画のレシピ-宮本三郎の表現と画材-」はもうご覧いただけましたか?
今回の展覧会には、暮しの手帖社より特別にご協力いただいたコーナー展示があります。
8月1日から14日まで開催した、宮本三郎記念美術館・夏のオープンワークショップ
「思い出の色パステルをつくろう」では、12日間で、のべ400名を超える方々にご参加いただきました。
宮本三郎記念美術館の庭はただ今、生前に三郎が愛したソメイヨシノの緑陰に包まれ、小さな畑にはトマトが赤く色づいています。
夏本番を迎える8月1日(土)から、宮本三郎記念美術館では「絵画のレシピ -宮本三郎の表現と画材-」展が始まります。
宮本三郎が、愛用していたさまざまな画材を展示し、そこから生みだされた多彩な絵画表現をご紹介する展覧会です。画材は油絵の具、パステル、絵筆、ペインティングナイフ等など…いずれも宮本三郎の息遣いが感じられます。
音もなく景色に溶け込む長雨が、梅雨の到来を感じさせる今日この頃です。
私たちにとっては、ジメジメとして過ごしにくい気候ですが、草花や生きものは、みんな生きいきしているようにみえます。朝、美術館への道すがらも、紫陽花の花が目を楽しませてくれます。
世田谷美術館分館・宮本三郎記念美術館は自由が丘という立地から緑の少ない環境かと思われがちですが、九品仏や奥沢など、小ぢんまりとして味のある地域に囲まれ、お散歩コースとしてもお勧めです。
世田谷美術館分館・宮本三郎記念美術館のオリジナル・グッズをご紹介いたします。
このエプロンは、シンプルながら温かみのある仕上りで、
販売開始以来、多くのお客様からご好評をいただいております。
胸元のポケット部分に、宮本三郎がデッサンした小魚をプリント。
丈夫な帆布素材を使用しておりますので、
料理、日曜大工、ガーデニングとあらゆるシーンで
ご利用いただけます。
色は、生成り、オリーブグリーン、黒、赤の四色を取り揃えております。
サイズは、男性の方にもお召しいただけるフリーサイズです。
来月21日は父の日。
オシャレなお父さんへのプレゼントとしていかがでしょうか。
4月26日(日曜日)、青空がすがすがしい春の一日、世田谷美術館分館・宮本三郎記念美術館に、たくさんのお客様がいらっしゃいました。新しく始まったイベント「人ひろば」にお越しいただいたお客様です。
「人ひろば」は、世田谷区の奥沢、玉川田園調布、自由が丘一帯にお住まいで、各界で活躍されている方々をお迎えし、お話を伺うイベントです。このイベントは、宮本三郎記念美術館を応援してくれている「宮本三郎記念美術館と地域の会」との懇談のなかから生まれたものです。
ふとした時に素敵な笑顔で迎えられてドキッとしたことはありませんか?明るい表情を見ると幸福のお裾分けを受けた気分になりますよね。
自由が丘の閑静な住宅街にたたずむ宮本三郎記念美術館(世田谷美術館の分館)では、今回、宮本三郎の「女性美」をテーマとした展覧会を4月1日より開催しています。
去る6月24日(日)、分館の宮本三郎記念美術館では、「親と子の美術教室」を開催いたしました。小学生1年生から6年生、盲学校の生徒さんや40代の男性(お子さんが来れなくて、本当に残念でしたね)、お子さんを2人連れて参加のお母さんなど、たくさんの方が参加してくださいました。